2014年の10月5日、三田天満神社で行われた秋季例大祭で、とても悲しい事故が起きてしまいました。宮入りをしていた「曳きだんじり」が、同神社内の「手水舎(てみずしゃ)」にぶつかり、その屋根が落下。見物客が下敷きになって、女性1人が死亡、14人が怪我をしてしまったとのこと。
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三田天満神社の秋祭り事故を取り上げたニュースとまとめ
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お亡くなりになられた方のご冥福を、心よりお祈りいたします。そしてお怪我をされた方の一日も早い快方を願います。楽しいはずの秋祭りがこのような事態になってしまい、非常に残念に思うとともに、亡くなった方のご関係者さまや、怪我をされた方々のことを思うと、言葉もありません。
本来であれば、当ブログで秋祭りの様子をレポートする予定だったのですが、このような事故が発生してしまいましたので、レポートは自粛させていただきたいと思います。
二度とこのような事故を起こしてはいけない
重さ約1.3トン、そして高さが約3.4メートルにもなる「曳きだんじり」。あれだけ大きいだんじりが、ものすごいスピードで境内を駆け回る姿は圧倒的な迫力があり、その迫力ゆえに、地元三田市ではたいへん人気のあるお祭りでした。当日の境内にも、400人ほどの見物客が居たそうです。
年に一度のお祭りによる高揚感。そして見物客がさらにお祭りを盛り上げる。そして、江戸後期から続くこれまでの長い秋季例大祭の歴史の中で、このような事故は一度もなかったという事実。
これらのあらゆる要素が複合的に作用して、今回の事故は起きてしまったのかもしれません。だんじりが駆け回る、その非日常的な危うさにスリルを感じるあまり、危機管理がおざなりになったり、ある種の慢心や油断のようなものを生んでいたのかもしれません。
このような事故は今後、二度と起こしてはいけません。警察によるきっちりとした原因究明と、再発防止を切に願います。