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働く人にスポットライトを。求人サイト「三田の仕事」についてインタビュー!

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三田天然温泉 寿の湯1

この記事はさんだびよりを応援する三田天然温泉「寿ノ湯」の提供でお送りします。

はじめまして!「さんだ日和」でライターをさせてもらうことになりました、杉 麻奈未です。

大学卒業後しばらく三田を離れていましたが、また地元・三田に戻って暮らしています。新しいお店や施設がたくさん増えて、こんなこと言うのもアレですが……「三田もただの田舎じゃないな」と感じております。

そんな三田界隈のおいしいものや遊べるスポットを、私も楽しみながら紹介していきたいと思っています。よろしくお願いします!ちなみにアラサーです!!


さて今回は、2017年8月に新しく開設された求人サイト「三田の仕事」の運営者で、三田市のお店や働く人と真剣に向き合いながら活動されているお2人にお話を聞いてきました。

向かって右から古家 良和さん、樋口 友佳子さんです。それでは早速インタビューを始めたいと思います!

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目次

できたてほやほや!求人サイト「三田の仕事」とは?

── まず最初に「三田の仕事」とはどのような求人サイトなのですか?

古家 三田市や北神戸エリアの仕事を、インタビュー記事で紹介している求人サイトです。

── 「インタビュー記事で」というのが新しいですね!なぜ記事風にしようと思ったのですか?

樋口 新しいことをしているわけではなくて、実はモデルがあるんです。

古家 全国的にインタビュー記事で紹介する求人サイトは増えてきています。インタビュー記事にすることで、お店の雰囲気や働く方の思いなどが伝わりやすく、お店のことをよく理解してくれた人が入ってきてくれるというのがあって。離職率も下がるということで、流行ってるんですよ。

── なるほど。応募する前にお店のことがよく分かるというのはありがたいですね。

古家 記事風にして、働いている姿を残したいという思いもあります。皆さん仕事に誇りを持っておられるので、それを引き出して伝えていきたいんです。

樋口 「三田の仕事」のサブタイトルで「三田市で活躍する、成長する」というのがあるんですが、この町で働きたいと思ってもらえるように、伝えていけたらなと思っています。

ー そうなんですね。とっても熱い思いを感じます。

徹底した打ち合わせと取材!

── でも、そうやってお店の方の思いを引き出したり雰囲気を伝えるって難しくないですか?

古家 取材に時間をかけるようにしています。2回、お伺いするんです。

── え!2回ですか?

樋口 はい、初回はサイトの説明や記事の内容を細かく打ち合わせさせていただきます。そして、それを一旦持ち帰って企画を考えるんです。対象となる方に伝えるには「ここを推そう」とか「こんな感じでもっていこう」とか。質問もしっかりと準備してから再度インタビューに伺います。

── すごい!しっかりと計画を立てておられるんですね!「対象となる方」とおっしゃいましたが、やはりネットだと利用者は若い方がほとんどですか?

古家 いえ、そんなことはないんです。僕も最初は若い人が多いだろうと思っていたんですが、40~50代の方も普通に利用されています。50代の方からの応募もあったんですよ。

── そうなんだ!ちょっと意外。今はネットでも十分、広い世代の方に伝わるんですね。

樋口 そうなんです。なので、デザインなどにも注意しています。どの世代の方にも読みやすいように、落ち着いたシンプルなデザインと、丁寧な言葉遣いに気をつけています。

── 拝見しましたが、シンプルでとても見やすかったです。利用者からの反応はどうですか?

古家 まだ本当に始まったばかりで、いろいろと試行錯誤させてもらっている状態なんです。お試し期間ということで全部無料でさせてもらっていて、その間にとりあえずやってみてどんどん反映させていこうって。

── そうなんですね。どんな風に大きくなっていくのか、ワクワクしてしまいます!

「三田の仕事」を手掛けるデザイン事務所「NOKOTO.」

── それでは、大元(おおもと)というか、お2人が所属されているデザイン事務所「NOKOTO.」についてお聞きします。立ち上げに至った経緯はどういうものなのですか?

古家 はい、僕は大学の頃から「町づくり」に興味を持っていて、地域活性化や町を豊かにするにはどうしたら良いかと考えていました。そこで、雇用問題にアプローチしようと思ったんです。ただ、1人ではなかなかできるもんじゃないなーって。そんな中、樋口さんと、今日は来ていませんが、中山くんに出会ったんです。

※残念ながら今回はスケジュールの都合でお会いできませんでしたが、向かって左側の男性が「中山 雄治」さんです。この3人で「NOKOTO.」を運営されています。

── 樋口さんと中山さんも「町づくり」に興味があったんですか?

樋口 それは結構それぞれなんです。私でいうと、もともと田舎に憧れがあって。でも田舎で暮らすには自分で仕事を見つけないといけないなと思っていました。私には何ができるだろうと模索していた時に、ちょうどSNSで古家くんが三田でいろいろと活動しているのを知って、7年ぶりにコンタクトを取ったんです。

── 7年ぶり?というと、元々お知り合いだったんですか?

樋口 高校の同級生なんです。実際に会って話をしていると「私にも何かできるかも」って可能性を感じて。それで一緒に動いていこう。ということになりました。

「自分らしく」生きることが豊かな暮らしにつながる

── 「NOKOTO.」のメインテーマとして「らしく生きる、らしく暮らす」といものがあります。それはどんな思いからなのですか?

古家 僕自身、ひらき直って生きてみたら良いことが起きたなっていうのがあって。もともと別の仕事をしていたのですが、頑張っても頑張ってもすごく辛くて落ち込んだ時期がありました。ある時「もういいや!ここから出よう」ってふっ切れて。デザインができたので、それで仕事をやってみると何とかなって、体調も良くなって、そしたら彼女(樋口さん)が現れて……。

── わー!トントン拍子に!

古家 はい。自分をしっかり持って、自分らしく生きると楽しい未来が待ってるんだなーって。すると、これから出会う人たちの「あなたらしさ」も知りたくなってきたんです。そしてそれに合った何かを提供したいなって。

樋口 私は昔、いじめられていた時期があったんです。学校では何も言い返せずじっと耐えているばかりで。長期休みに田舎のおばあちゃんの家に遊びに行くのが楽しみでした。そこではみんなが温かくて、私らしくのびのびと過ごせてとても癒されていました。こんな風に自分らしくいれる場所があれば、生活も豊かになって幸せを感じられるなって。そういう場所を作っていきたいなと思ったんです。

── それぞれ何か実感することがあったんですね。私も、境遇は違えどとても共感できます。「自分らしく生きる」ことって少し勇気がいることだと思うのですが、それに向き合って真剣に考えてくれているんだなって思うと心強く感じます。

古家 ありがとうございます。まさに今のように、共感してくれる人とつながれたっていう喜びがあるので、僕たちも頑張っていこうと思えるんです。

樋口 うん、本当にそうなんです。屋号の「NOKOTO.」っていうのも「〜のこと」と前に言葉をあてはめると色々と応用がきくねって。それぞれのことについて、向き合っていけたらと思っています。

── すてきな由来ですね。これからの活動も楽しみです!

さいごに

私自身、初めてのインタビューで緊張していましたが、お2人の思いに共感する部分も多く、自然にお話をすることができました。むしろこちらが悩み相談をしてしまう場面も……。

同世代の人の熱くてキラキラした思いに触れ、刺激的な時間を過ごすことができました。

2017年8月に開設されたばかりの求人サイト「三田の仕事」では、まずは記事数を増やしてみなさんに知ってもらおうと取り組んでおられます。

求職中・求人募集中の方はもちろん、そうでない方でも、お店の思いや働く人の姿について深く知ることができる、読みごたえのある記事が多数掲載されています。ぜひ覗いてみてください!

「三田の仕事」に進むには、以下のバナーからどうぞ。
Local Recruit Magazine 三田の仕事 三田市で活躍する、成長する。

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この記事を書いた人

さんだびよりライターの杉です。
ふだんは地元三田で個別指導教室と心理カウンセリング「Whole」を運営しています。
いろいろな人たちの素敵な活動を皆さんに伝えていきたいです!

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