2024年4月27日(土)に神戸市北区長尾町にオープンした、コーヒーショップ&焙煎所(ロースタリー)の【SPIN-OFF COFFEE】(スピンオフコーヒー)さんに行ってきました!
オーナーが厳選したスペシャルティコーヒーのみを、豆が持つ「個性」と「甘さ」を重視して自家焙煎。のどかな田園風景が広がるロケーションと、築150年の茅葺き古民家を改装した空間で、すばらしいコーヒー体験が堪能できますよ♪
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SPIN-OFF COFFEE(スピンオフコーヒー) の場所と駐車場について
「SPIN-OFF COFFEE」(スピンオフコーヒー) さんがある場所は、神戸市北区長尾町宅原。三田市のすぐお隣にある地域で、三田からだと「イオンモール神戸北に行くまでに通るらへん」ってお伝えしたほうがわかりやすいかな?
のどかな田園風景が広がっていて空気もおいしく、自然を肌で感じられるロケーション。それでいて、魅力的な飲食店などが数多く点在するエリアでもあります。地図はこちら。
三田方面から訪れる場合は、北神中央線の長尾交差点(ファミリーマート鹿の子台店がある交差点)を右折し、ひとつ目の細い道を左折して道なりに進めば、「SPIN-OFF COFFEE」さんの建物にたどり着きます。
初めて行く場合は、左折する細い道を見落としちゃって、通り過ぎる可能性があるので気をつけましょう。(まさにわたしがそれ笑)
ちなみに駐車場は、店舗の前に6台分のスペースがあるのと…
もし満車だった場合は、長尾川沿いの細い道を西の方面に進めば、
5台分ほどが停められる、第2駐車場があります。
もし最初から第2駐車場に行く場合は、長尾交差点を右折したあとに最初の細い道路は左折せずに直進して、その次の交差点を左折したほうがいいかも。
古民家の魅力を活かした和モダンな空間!SPIN-OFF COFFEE(スピンオフコーヒー) の店内の様子
駐車場の奥に進むと見えてくる、黒い壁に塗装された古民家が「SPIN-OFF COFFEE」さんの建物。築150年だった茅葺きの古民家の離れを改装したんですって。
あと、向かって左側に建つ母屋は、里づくり拠点&コワーキングスペースになる(2024年7月6日(土)オープン)の「neo yoriai」さんです。
建物の周辺も自然がいっぱいでチョー気持ちいいのですが、母屋と離れの間にある中庭がまた気持ちよくて…。そこに居るだけで癒やされるような、最高の雰囲気なんですよね。
こんなステキなお庭でおいしいコーヒーがいただけるなんて、想像しただけでワクワクしてきます♪
ちなみに、この中庭をはじめ古民家全体の改装は、神戸市北区の工務店「あかい工房」さんが手掛けられたそうですよ。
深みのあるコーヒーの香りが、心地よく通り抜けていく店内。
梁が見えた天井などのナチュラルな木の雰囲気をベースに、シンプルだけどどこか懐かしいような、アンティークとモダンとを融合させた温かみのある空間が広がっています。
壁面に沿うような形で配置されている、ベンチやチェアたち。こちらに座って、窓の外に広がる風景を眺めながら、ゆったりとした気分で淹れたてのコーヒーを堪能できちゃいますよ。
窓から眺める田園風景…めっちゃのどかで、なんだかすごく癒やされるなぁ。
4種類の自家焙煎スペシャルティコーヒーを常時ラインナップ!
コーヒーは店内もしくはテイクアウトで淹れたてをいただけるほか、自家焙煎のコーヒー豆も購入可能。産地や焙煎度合いの異なるスペシャルティコーヒーが常時、4種類ほどラインナップされています。
あとコーヒー豆はそのまま購入できるのはもちろん、好きな挽き具合の粉にした状態で購入もできますよ。
何を隠そうわたくし、ほぼ毎日のように自分でドリップしてコーヒを飲むぐらいのコーヒーラヴァーでして(笑)、新しいロースターさんに訪れたときは、コーヒー豆を買って帰ることが多いんです。
こちらのエチオピア産の豆は、「SPIN-OFF COFFEE」さんに初めて訪れたときに購入しました。エチオピア産特有のフルーティーで華やかな酸味に加えて、果実っぽい甘さもジワッと感じて、めちゃくちゃおいしかったなぁ。
こっちは中国産のコーヒー豆。中国のコーヒーって、なかなか珍しいですよね!
聞けばこのコーヒー豆、収穫してから乾燥させるまでに二度の発酵過程がある「ダブルファーメンテーション」という製法で作られていて、まるでワインのような芳醇で甘い香りが楽しめるんです。
実はわたしも実際に購入して飲んでみましたが、確かにワインのようなラムレーズンのような、発酵感のある甘〜い香りがします。今まで飲んできたコーヒーとはちょっと違う、なんとも個性的な味わいでしたよ!
正直、好みがハッキリと分かれそうな味ですが、わたしはガツンとくる苦みのきいたコーヒーよりもフルーティーな酸味を感じるコーヒーが好きなので、わたしと似たような好みの方だったら、このコーヒーはドンピシャにハマるはず。
あとそうそう、これらのコーヒー豆を200g以上で購入すると「アメリカーノ」か「カフェラテ」を一杯、サービスで淹れてくれるんです。これはめちゃくちゃ嬉しい特典ですよね!
わたしも毎回、アメリカーノを淹れていただいてます(笑)
淹れたてのコーヒーを中庭でいただく贅沢なひととき
カウンターの方に目をやると、立派なコーヒーグラインダーやエスプレッソマシンに、ドリッパーなどの器具がズラりと並んでいます。コーヒー器具ってなんか、そこにあるだけでサマになるというか、佇まいがなんともカッコいいですよね。
あと奥には本格的な焙煎機もあって、ちょうど焙煎中の様子をチラ見させてもらうことができました。
コーヒー好きと言えど、わたしは焙煎の世界にまでは踏み込めてないので、自分の理想とする味に焙煎ができるロースターさんってホント、憧れと尊敬しかないです。
提供されるドリンクの種類は、豆が選べるドリップコーヒーと、エスプレッソで淹れるアメリカーノにカフェラテ、あとはアップルエスプレッソとアップルジュースがあります。
実は今回、ちょっと飲んでみたいドリンクがあってオーダしてみたのが…
これこれっ、この「アップルエスプレッソ」(650円+税)です!インスタを見ていると、いろんな人がこのアップルエスプレッソを大絶賛してたので、わたしも晴れて初チャレンジ。
「プリンみたいな見た目」って、おもしろい例えをしてた方も居たそうですが(笑)、飲んでみるとこれはウマい!爽やかなりんごジュースの風味にエスプレッソの苦みがプラスされて、まさに「大人のアップルジュース」な味わいに仕上がっています。
やーこれは、ゴクゴクいっちゃいたくなるやつですね。
この日はお天気も良くて過ごしやすい気温だったので、中庭に出てみました。あぁ…ホントに最高の空間だなぁ。何時間でもここでゆっくり過ごしたくなっちゃう。
コーヒーのお供に最適な「チャンククッキー」(400円+税)は、バターの風味がきいたしっとり生地に、チョコレートがゴロゴロっと入っていて、コーヒーやアップルエスプレッソにもベストマッチ!カフェラテにディップして食べてもおいしそうですね。
このクッキー、ひとつだけでもかなり大きくてボリューミーで、もしかすると女性やお子さんは、ひとりじゃ食べきれないかも(笑)
里づくり拠点&コワーキングスペースになる母屋【neo yoriai】は、2024年7月6日(土)にオープン!
おいしいコーヒーとお菓子をゆっくりいただいたあとは、中庭をふらっと散策してみましょうか♪
絶妙な配置でレイアウトされた植栽だったっり、苔がビッシリと着生している水鉢だったり、どこを切り取っても美しいというかフォトジェニックというか…。ヤバい、取材そっちのけで写真を撮りまくってしまう(笑)
いつの時代のものかわからないぐらいにレトロな自転車や脱穀機?なんかも、さりげなく置かれていたりします。
さらに一番奥に行くと、立派な蔵までありました!
壁をよく見ると、木目を浮き上がらせる程度に焼かれた木材や、全体が炭化している木材などが互い違いに貼り付けられています。これまた独特の雰囲気を醸し出していて、激シブすぎるっ!
あと、この日は改装工事中だったのですが、里づくり拠点&コワーキングスペースになる母屋の「neo yoriai」の中を、ちょっとだけ見学させてもらいました。
こちらもまた、古民家の古き良き雰囲気を残しつつ、洗練されたジャパニーズモダンな空間になりそうですね。
オープン後は、里づくりの拠点として暮らしにまつわるイベントが開催されたり、コワーキングスペースとして活用したり。週末はカフェスペースとして、ここでコーヒーを飲んだりもできるんですって。
完成する頃にはどんな感じになるのか、めちゃくちゃ楽しみですね!
ちなみに、2024年7月6日(土)の14時から、この「neo yoriai」のオープニングプレイベントが開催されるみたいですよ。ご興味のある方はぜひ、遊びに行ってみてはいかがでしょうか?
さいごに
厳選されたスペシャルティコーヒーのみを取り扱い、それぞれに異なる豆の特性と向き合いながらその良さを最大限に引き出し、コーヒーの持つ「甘さ」を重視した自家焙煎にこだわっている「SPIN-OFF COFFEE」(スピンオフコーヒー)さん。
豆の産地や焙煎度合いなどもバラエティに富んでいて、業界でも注目されている中国雲南のコーヒー豆に代表されるような、個性強めな珍しいコーヒーを取り扱われている点もまた、魅力のひとつでしょう。
さいごに、店名にも付けられている「SPIN OFF」(スピンオフ)という言葉への思いを、オーナー兼ロースターの森屋さんに聞いてみたところ…
「コーヒーを軸に、そこから派生する様々なものを発信していきたいんです。僕たちが生まれ育った神戸市北区長尾町の魅力だったり、古民家での暮らしだったり」
「この地域は今、どんどん人が出て行っちゃってるんです。でも逆に僕たちがロールモデルになって、若い人たちが地元に帰って来るきっかけになったり、新しくこの町に住んでもらうきっかけになれたら、と思っています」と、語ってくださいました。
田園風景と古民家のある最高のロケーションに誕生した「SPIN-OFF COFFEE」(スピンオフコーヒー)さんで、こだわりのスペシャルティーコーヒーをぜひ、ゆったりと味わってみてはいかがでしょうか?
個人的にも、車で10分ほどのご近所さんに、こんなにもステキなロースタリーが誕生したのがホント嬉しくて…。週末に取材や撮影が入っていなければ毎週、通っちゃいそうな勢いのお気に入りスポットです!
「SPIN-OFF COFFEE」(スピンオフコーヒー)の基本情報
- 住所:〒651-1511 兵庫県神戸市北区長尾町宅原 285番地
- 営業時間:8:00~18:00
- 営業日:土曜日、日曜日、祝日
- 駐車場:有 ※11台分
- 最寄り駅:神戸電鉄「横山駅」から徒歩17分
- SNS: Instagram