三田市武庫が丘の「プチモール」内にある、心理カウンセリングと個別指導教室の「Whole」(ホール)さんが場所を提供し、「まちの保健室」こころのケアルーム「ana」さんと、フラワーレジンアクセサリー教室「mahumohu.」(マフモフ)さんが、サービスを新しくスタートするそうですよ!
今回はそれぞれのオーナーさんに、新しくサービスを立ち上げることになった経緯や思いなどをインタビューしてきたので、詳しくご紹介させていただきますね♪
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三田市武庫が丘の「プチモール」で週一回、「まちの保健室」こころのケアルームとフラワーレジンアクセサリー教室がスタート!
今回ご紹介する、「まちの保健室」こころのケアルーム「ana」さんと、フラワーレジンアクセサリー教室「mahumohu.」(マフモフ)さんは、三田市武庫が丘の「プチモール」の中にある、心理カンセリングと個別指導教室の「Whole」(ホール)さんの場所を間借りする形でスタートされます。
ちなみに「Whole」さんについては以前に記事でご紹介していますので、気になる方はあわせてチェックしてみてくださいね。
悩みを気軽にちゃんと話せる場所。学校に保健室があるように、まちにも保健室があってもいい。「まちの保健室」こころのケアルーム「ana」さん
── 「まちの保健室」とはどのような場所なのかと、始めようと思ったきっかけを教えてもらえますか?
中川:はい、わたしは今、精神科・心療内科クリニックで看護師として勤めているのですが、これまで大学病院や産婦人科クリニック、病院外来に老人福祉施設などにも勤務した経験があって、人が生まれる瞬間から人生の最後の時まで、数多くの場面に携わってきました。
ただコロナの時期に、医療の現場が混乱した状態で仕事に従事しないといけないストレスや、3人の子どもを育てている最中だったので、その子育てのストレスなどが重なって、わたし自身に限界が来てしまったんです。
その時にふと「看護師という職業柄、人の心に寄り添うことばかりを考えていたけど、自分の心にはちゃんと寄り添えていたのかな?」と気づいたんです。そして周囲に助けてくれる人がいたおかげで、わたしは幸いにも立ち直ることができたんです。
そんな中でも「人を支えるってどういうことなのかな?なにが大事なのかな?」ってずっと考えていて、もっと本格的に学びたいと思って「公認心理師」という資格を取得しました。
「悩み」って、誰もが日常的に持ってると思うんです。でも、悩みを抱え続けたり、どうしようもないと諦めてしまっている人のために、その悩みを気軽にちゃんと話せる場所があったら良いんじゃないか?学校に保健室があるように、まちにも保健室があってもいいんじゃないか?
そんな思いで、「まちの保健室」と名付けたこの場所を開設するにいたりました。
── 具体的にはどんな人に「まちの保健室」を利用してもらえれば、と考えてますか?
中川:そうですね、例えば出産後に気持ちが塞いでしまっている人。ほかにもこれからの子どもたちの養育に携わるかたや医療・福祉分野の学生さん、新しい生活に馴染めなさを感じている学生さんや社会人に利用してもらえればと思います。
自分の体は目に見えるので気遣う方は多いんですが、こころは目に見えないので、意外と気付けないことが多いんです。自分のことを考える機会をきちんと持って、まずは一歩を踏み出して誰かに話す。誰かに助けを求める、ということから始めて欲しいと思います。
あと「もう話す気力すらない」という人もいるかも知れませんが、そういう方はまず、この場所に来ることだけにトライしてもらって、一緒にただ黙々と手芸とかをするだけでも大丈夫です。
「まちの保健室」というぐらいなので、特に予約とかもなく「どんな感じかな〜?」って、ふらっと気軽に立ち寄ってもらえたらうれしいですね。
- 店名:「まちの保健室」こころのケアルーム ana
- 営業時間:毎週木曜日 10:00〜15:00
- 料金:初回限定、30分 1,000円
- SNS: Instagram
小さなアクセサリー世界に、可愛さとトキメキと幸せをギュッと閉じ込める。フラワーレジンアクセサリー教室「mahumohu.」(マフモフ)さん
── mahumohu.さんは「ハンドメイド教室」を開かれるということですが、具体的にはどういった物が作れるのですか?
山本:主に「レジン」(樹脂)を使って、そこに必ずお花を取り入れるコンセプトでアクセサリーを作ります。お花って、子どもから大人まで絶対的に可愛いと思える、唯一無二の素材じゃないですか。見てて癒やされるし、もらってもうれしい。
アクセサリーというすごく小さな世界に、可愛さとかトキメキとか幸せみたいなものをギュッと閉じ込めて、それを身に着けてハッピーになってくれたらという思いで、お花を取り入れたアクセサリーにこだわるようになりました。
あとわたしは生花ではなく、ドライフラワーとかプリザーブドフラワーのような、お花の命を一度いただいたものを使わせていただいてます。
命がなくなってからも、その美しさとか可愛さとかを半永久的にずっと人に見せられるお花って、すごくパワーがあると思うんですよね。そういった生命感みたいなものも、作品から感じてもらえたらうれしいです。
── ご自身でハンドメイド作家として活動する一方で、今回のようにハンドメイド教室を開こうと思ったのはなぜですか?
山本:わたしは10年以上前からハンドメイドの業界に携わってるんですけど、この10年で業界の事情が、かなり大きく変わってきてるんです。
例えば花材ひとつにしても、10年前は「こんなのどこから仕入れたらいいの?」ってぐらいに、まったく情報がありませんでした。でも今は、ありとあらゆる材料がわりと簡単に手に入るし、なんなら100円ショップでもそれなりに材料が揃えられる時代になってきたんです。
もちろんわたしは、一つひとつのクオリティにこだわった素材を使っていますし、すごく時間をかけて丁寧に製作しています。でもそういったアクセサリー本来の価値って、だんだんと理解してもらいづらくなってきてるんですよね。
でもそれは逆に考えると、自分でアクセサリーを作ろうとしている人だったり、自分で作ったアクセサリーをネットにアップしたり、なんなら自分でネットショップをお店を立ち上げてみたい!って思ってる人が増えてきているとも言えます。
そんな、アクセサリーを自分で作ってみたいけど、教えてくれる人がいない…と悩んでいる方のお手伝いができればと思って、今回の教室を立ち上げるにいたりました。道具もひと通り揃っていますし、毎回単発の授業になりますので、ぜひ気軽にご参加いただければと思います!
- 店名:mahumohu.(マフモフ)
- 営業時間:2024年7月から、毎週火曜日 10:00〜14:00(1コマ2時間、各2名)
- 料金:1回 3,500円(材料費込み)
- SNS: Instagram
さいごに
心理カンセリングと個別指導教室の「Whole」(ホール)さんの場所で新たにスタートする、「まちの保健室」こころのケアルーム「ana」さんと、フラワーレジンアクセサリー「mahumohu.」(マフモフ)さん。
anaの中川さんは、娘さんが「Whole」の個別指導教室を利用されていて、mahumohu.の山本さんは「Whole」のオーナーである杉さんの学生時代の先輩なんだそうで、そのつながりでそれぞれのやりたいことを実現するために、場所を提供することになったそうです。
以前、杉さんにインタビューをした時に、「Whole」をどんな人でも丸ごとそのまま受け入れる場所にしたいとおっしゃっていたのを思い出しました。まさに今回、それがひとつの形になったということですね。
ちなみに「ana」さんのサービスはすでにスタートしていて、「mahumohu.」さんは、7月からのスタートになります。いろんな思いを持った人たちが出会い、繋がって、さらに素敵な空間になりそうですね。
この辺っていつ来ても静かで穏やかで、なんとなく心がホッとするような場所なんですよね。今回、サービスを始められるお二人にとってもピッタリな場所なんじゃないかな♪
- 住所:兵庫県三田市武庫が丘3丁目4-6 プチモール4号
- TEL:090-4495-4196
- ホームページ: https://whole017.jp/