2017年11月1日、三田市北部にある小柿渓谷放流釣り場で、毎年恒例のアマゴ・ニジマスの放流釣りが解禁になりました。
実は、1年前からこの取材を熱望していた私……。解禁の情報を聞きつけて、いつもの仲良しメンバーと一緒に取材&秋のアウトドア体験に出かけてきましたよ!
小柿渓谷放流釣り場までのアクセス方法
放流釣り場のある小柿(こがき)は、三田市街地から車で約30分ほどのところにあります。近くには清流・羽束川(はつかがわ)が流れる、のんびりとした町です。地図はコチラ。
以前ご紹介した、高平地区のコミュニティカフェ「さとカフェ」さんからは、車で約5分ほど北へ進んだところにありますよ。
[blogcard url=”https://www.sandabiyori.com/sato-cafe/”]
釣り場までは、写真左手の志手原(しではら)~小野を通るルートもありますが、山道が多いので今回は平坦な道が続く、志手原~木器(こうづき)ルートでやってきました。
ちょうど二つのルートが交差するあたりに、小さな看板があります。ココを直進していくと……
「三田市野外活動センター」の看板が見えてきます。ココをちょっと過ぎた「感応寺」の入り口を左に曲がると……
釣場専用の駐車場があります。ちなみに駐車料金は無料ですので、コチラに車を停めてくださいね。
放流釣りの受付け場所と料金
さきほどの「三田市野外活動センター」の看板のちょうど右手に、小柿渓谷放流釣り場の管理事務所があります。
中に入ってみると、ちょっとレトロっぽい雰囲気がいい味だしてますね。室内には釣果状況や、新聞の掲載記事が貼られていました。
まずはこの受付で料金を支払います。よく見るとカップラーメンやお菓子、持ち帰り用の保冷バッグなんかもありますね!外で食べるカップラーメンって、なにげに美味しいんですよね~(笑)
料金は終日の場合、男性が3,800円、女性と小学生以下が3,000円。12時以降の半日なら男性が3,000円、女性と小学生以下が2,500円となっています。
ほかにも、毎週木曜日には、料金が500円引きになる特典や、
成人男女ペアまたは親子ペアで、二人の合計から800円割引になる「ペア割」といったものも。今回は男女各4人ずつだったので、このペア割を使って一人3,000円になりました。
さらにはシーズン中、何度も訪れる人にピッタリなポイントカードもあるそうですよ!釣り愛好家の方にはうれしいですね。
仕掛けに取り付けるエサがコチラの3種類。左からミミズ300円、いくら500円、ぶどう虫600円。う~ん、どう考えても虫を針に付ける勇気が湧かないので、いくらをチョイス(笑)。
貸し竿のレンタル料は、1本1,500円です。この中には貸し竿・仕掛け・保証金500円が含まれていて、返却する際に保証金が返ってきます。大切に扱いましょうね。
あともちろん、自前の釣竿でも大丈夫ですが、ルアーやフライの場合は専用釣り場があります。エサ釣りと場所が異なるのでご注意を。
道具がそろったら、いざ釣り場へ!
管理事務所を出た右側に、三田市野外活動センターの看板があります。野外活動センターは、三田市内在住の方なら100円で利用できる施設なので、とってもお得!暖かくなったら次はココに取材に行ってみようかな~♪
羽束川に掛かる橋を渡った先に見える、三角屋根の建物が野外活動センターの管理事務所です。まずは橋を渡りましょう!
川面に映る太陽がキラキラと輝く、絶好の釣り日和!私たちが到着したのは10時過ぎだったのですが、もうすでに先客が4組ほどいらっしゃいました。川は大きな岩で区切られてブロックごとに分かれているのがわかりますね。
橋を渡った先に、川沿いへと続く階段があるので、コチラを降りていきます。
川辺に着いたらまずは釣り竿の準備から。竿先に仕掛けと浮きを取り付け、竿を伸ばしてエサを針に付ければ準備完了。いたってシンプルなので、女性やお子さんでも簡単にできますよ。
仕掛けをポイッと遠くに投げて、水の流れに任せるように糸を垂らします。
浮きの様子をしっかり見ながら、竿の感覚に神経を研ぎ澄ませていると……
一匹目、ゲットォーーーー!
早速、20センチほどのアマゴが釣れました!開始早々5分ほどでのヒットに、みんなの期待が高まります!
その直後に我らが編集長もヒット!……と思ったら、小っちゃ(笑)。あまりに小さかったので、すぐにリリースしていました。
特別にアマゴを大量放流!
釣り初心者の私たちを見かねて、羽束川漁業協同組合の堂本組合長さんが「取材やのに全然釣れなかったら絵にならんやろ。」と、特別にアマゴを大量放流してくださいました!
ちなみに、普段は来場人数によって放流量を決めているそうなので、今回はホントに特別ということであしからず。
そんな組合長さんのご厚意もあって、みんな次々にヒット連発!1匹目のゲットに満面の笑顔!
特別な技術を必要としないので、女性でも簡単に釣ることができるのがうれしいですよね。釣りに行ったのに「全然釣れなかった……」ということほど、悲しいものはないですもんね。
川の水もとってもキレイで澄んでいるので、目を凝らしてみると魚の動きまで見えるんですよ!市内でもこんな場所があるなんて、意外と知られていないのが残念です。
とは言え、釣ったはいいものの、針を奥まで飲み込んでいると、針を取るのが意外と難しかったりして。
そんな時は、針を取る専用の棒を使えばとっても便利。ちなみに、バケツやクーラーボックス、軍手などは貸出品ではないので、あらかじめ用意しておくことをオススメします。
釣ったアマゴをその場で焼いて食べられる贅沢さ!
そしてもう一つ、アウトドアのお楽しみと言えばやっぱりバーベキュー♪食材をたくさん買い込んで、みんなで一緒に準備する時間も楽しみの一つですよね~。
炭火で焼き上げる、香ばしいお肉の香りがたまりませんっ!
牛肉、豚肉、鶏肉に焼きおにぎりまで、しっかり堪能しちゃいました。
そして、もう一台のコンロでは釣りたてのアマゴの塩焼き!さっきまで泳いでいたのをさばいて、すぐそばで食べられるなんてメチャクチャ贅沢ですよね!まさにアウトドアの醍醐味です。
パリッと焼けた皮目がとっても美味しそう……。お味はどんな具合なのでしょうか?
「うんまーーーっ!」
と思わず目を見開いちゃうぐらいの美味しさです。臭みもなくあっさりしていて身離れもいいので、いくらでも食べられちゃいますよ。
ちなみに、バーベキューセットのレンタル(1,500円)もあるので、お家にコンロがない方でも楽しめます!ただし、魚以外の食材や調理器具、お皿やテーブルなどは各自で用意してくださいね。それと、釣りやバーベキューで出たゴミは必ず持ち帰りましょう!
さいごに
ほぼ全員がアマゴ釣り初心者ばかりでしたが、いいお天気にも恵まれたこともあって、釣りもバーベキューも最高に楽しむことができました!
放流釣りは11月から5月上旬まで楽しむことができますが、三田の冬はこれからが本番。釣りに行かれる際は、ぜひ普段以上に防寒対策バッチリでお出かけくださいね♪ 楽しい思い出ができること間違いなしです!
小柿渓谷放流釣り場の基本情報
- 住所:兵庫県三田市小柿867
- 期間:平成29年11月1日~平成30年5月上旬
- 営業時間:6:00~17:00
- 休業日:火曜日(祝日は営業)、12/30~1/2
- 電話番号::079-569-0693
- ホームページ:http://www.eonet.ne.jp/~kogaki-fishing/