日本の伝統芸能である「能」と「狂言」。2017年の7月から8月にかけて、三田にゆかりのあるこれらの伝統芸能についてわかりやすく、そして楽しみながら深く知ることのできるイベント「さんだゆかりの能・狂言を知る」が開催されます。
民俗学の研究者さんや、現役でご活躍中の能楽師さん・狂言師さんと、普段よりも近い距離で接することのできる、貴重なイベントになりそうですね。
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第1回 知識編・三田の歴史と芸能の話(7月1日開催)
- 日時:2017年7月1日(土) 14時00分開始 15時30分終了予定
- 会場:三田市総合文化センター 郷の音ホール 会議室2
- 受講料:100円(資料代)
- 講師:西尾嘉美(にしお よしみ・西宮市立郷土資料館学芸員)
1958年神戸市生まれ。関西大学大学院博士課程前期修了。1992年より三田市文化財担当職員として勤務し民俗調査などを担当。『さんだ風土記』『三田市史 民俗篇』などを執筆。 - 内容:江戸時代の三田各地の祭礼から現代も続く大川瀬の能、周辺地域の民俗芸能について実地の調査からわかったお話がいっぱい!
- 催しページ:http://nohgaku-kyodo.com/infomation/sanda-and-noh-kyougen-knowledge-part
第2回 狂言のお話(7月22日開催)
- 日時:2017年7月22日(土) 14時00分開始 15時30分終了予定
- 会場:三田屋本店―やすらぎの郷―2階ティーラウンジ「羽衣」
- 受講料:2,000円(ケーキセット込み)
- 講師:善竹忠亮(ぜんちく ただあき・能楽師狂言方大蔵流)
1980年神戸市生まれ。父・善竹忠重に師事。古典の狂言の舞台のほか、シェイクスピアやモリエールの舞台、小説の朗読などにも挑戦。2017年1月、狂言の現代的な可能性を追求する「花deN工房 禅」を立ち上げ。 - 内容:人と人の関わりから生まれる笑いは今もむかしも変わらない。短い狂言を上演しつつ、狂言の笑いを分かりやすく解説します。
- 催しページ:http://nohgaku-kyodo.com/infomation/sanda-and-noh-kyougen-kyogen-part
第3回 能のお話(8月5日開催)
- 日時:2017年8月5日(土) 14時00分開始 15時30分終了予定
- 会場:三田屋本店―やすらぎの郷―2階ティーラウンジ「羽衣」
- 受講料:2,000円(ケーキセット込み)
- 講師:江崎欽次朗(えさき きんじろう・能楽師ワキ方福王流)
1973年姫路市生まれ。父・江崎正左衛門に師事。姫路藩お抱え能楽師江崎家十二世。思いを受け止めるワキとしての舞台に定評がある。また能の解説マンガの制作、能楽子ども教室の開催など、能の楽しさの伝道にも積極的に活動中。 - 内容:能《安達原》を題材に、実技を織り交ぜながら能の登場人物のことや具体的な能の楽しみ方を、分かりやすくお話します。
- 催しページ:http://nohgaku-kyodo.com/infomation/sanda-and-noh-kyougen-noh-part
さいごに
第1回の郷の音ホールさんでのイベントは既に定員に達してしまいましたが、第2回と第3回の三田屋本店さんで行なわれるイベントは、まだ参加を受け付けていらっしゃいますよ。
三田屋本店といえば、本格的な能舞台があることでも有名ですよね。そんなロケーションの中で、第一線でご活躍中の能楽師さんや狂言師さんから直接、お話を聞くことができるんです。
そしてお話の後には、ケーキセットをいただきながら講師の先生とお話できる時間もあるそうですよ。ちょっと敷居が高そうに感じてしまう能や狂言といった伝統芸能を、このイベントを通して身近に感じて楽しんでみてはいかがでしょうか?
ご興味のある方はぜひ、各イベントの「催しページ」よりお申し込みくださいね。
- 主催:能楽と郷土を知る会
- 共催:三田市総合文化センター郷の音ホール(7月1日のみ)
- 協力:株式会社三田屋本店(7月22日・8月5日)
- 後援:三田市、三田市教育委員会、ハニーFM、サンテレビジョン、神戸新聞社
- 能楽と郷土を知る会 Twitter:https://twitter.com/nohgakukyodo
- 能楽と郷土を知る会 Facebook:https://www.facebook.com/nohgakuKyodo/
- お問い合わせページ:http://nohgaku-kyodo.com/contact