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おめでとう田中耀飛(あきと)選手!兵庫ブルーサンダーズから今年もプロ野球選手が誕生したよ

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歴史的快挙です!2017年10月26日(木)に行われた「2017年 プロ野球ドラフト会議」で、兵庫ブルーサンダーズの田中耀飛(あきと)選手が、東北楽天ゴールデンイーグルスからドラフト5位で指名を受けました!!

当日に三田市役所内で行われたパブリックビューイングの様子や、記者会見の様子などをたっぷりとお伝えします!

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目次

ドラフト会議パブリックビューイングの様子

パブリックビューイングの会場となったのは、三田市役所2号庁舎2Fの特設会場。昨年のドラフト会議では育成枠で2名の指名選手を輩出したこともあって、2年連続での指名を期待する大勢のファンやマスコミ関係者、チーム関係者で埋め尽くされていました。

ドラフト会議の様子が映し出されたスクリーンを見つめる選手たち。落ち着いた様子にも見えますが、そろそろ指名が来るんじゃないか?と、会場全体はどことなくざわざわとしていて、なんとも言えない張り詰めた空気に包まれています。

そして、ドラフト指名が5巡目を迎えた時、その瞬間が訪れます……

そして、運命の瞬間が!

「第5巡選択希望選手。東北楽天……」

「田中耀飛 外野手 兵庫ブルーサンダーズ!」

うおっっしゃぁぁああ!指名キタアァァァ〜!!

出たぁ〜ここぞとばかりの渾身のガッツポーズ!でも向こうを向いちゃったので、肝心の表情が撮れず……(笑)

改めてスクリーンを見て自分の名前を確認します。「オレ、本当に指名されたんだよね??違う田中じゃないよね?!」

田中選手、意外とクールな笑顔ですね。喜びを静かに噛み締めているのか、はたまた嬉しすぎて放心状態になってるだけなのか……。

「あーヤベっ、心臓バクバクしてるわ……」ってご本人が言っていたのかどうかは、定かではありません(笑)

記者会見では感極まる場面も……

無事にドラフト指名を受けたということで、会場ではその後、田中選手の記者会見が開かれました。向かって左側に髙下球団代表、右側には続木監督も同席されています。

「えー今の心境は、まだ実感が無いというか、スゴく緊張していて頭が真っ白です。」

スッキリとした表情で話し始めた田中選手ですが、ガチガチに緊張して頭が真っ白になっているためか、言葉がうまく出てこないご様子。なんだか初々しいなぁ(笑)

モーダくんが緊張をほぐしてくれたりもしましたが……

感極まって涙する場面も。きっとこれまでの努力や辛かった日々、そしてうれしさや感謝の気持ちなんかがいっぺんにグワァ〜っとこみ上げてきたんでしょうね。

会場からの「がんばれ〜!」という声援と温かい拍手。そして、涙をこらえて会見に応じてくれる田中選手の姿がとても感動的で……。あかん、これはもらい泣きしてしまう(泣)

ではわたしもグッと涙をこらえて、ここからは記者会見でのやり取りをお伝えします。

田中 最初に、女手ひとつでここまで育ててくれたお母さん、本当にありがとうございます。これからも恩返しを続けていくので、これからも支えてください。よろしくお願いします。

── 東北楽天ゴールデンイーグルスに指名されましたが、楽天という球団の印象を教えてください。

田中 仙台に行った時に一軍の試合を観させていただいたのですが、すごく元気があって自分もここで野球がしたいなという気持ちはずっとありました。

── 指名があった時の気持ちは?

田中 野球を辞めたいという時期もあったのですが、続けさせてくれた母親の顔が真っ先に浮かびました。そして監督や代表、コーチの方々のおかげでここまで成長できたので、ブルーサンダーズに来てよかったな、と思いました。

── お母さんへの恩返しという言葉がありましたが、それには早く一軍に上がって活躍するということですよね?

田中 はい、早く一軍の試合に出て活躍して、自分がプレーしている姿を見せることが一番の恩返しだと思っています。

── 兵庫ブルーサンダーズに入団した時から今日までで、一番大きく変わった点はどこだと思いますか?

田中 大きく変わったことは、「感謝の気持ちを忘れない」という考え方です。ずっと監督には言われてきたのですが、こうやって野球ができるのは支えてくださっている方々のおかげだと思っているので、その方々への感謝の気持ちは、より一層強くなりました。

── 技術的なところではどうでしょうか?

田中 やっぱり長打力だと思います。1年生の頃と比べると、打球の飛距離が出るようになりました。ウエイトトレーニングで体重が17kgぐらい増えて力強さが出てきたのと、あとは永山コーチからしっかりバッティングの技術を教わってから、バッティングが変わっていきました。

── 改めて、田中選手のセールスポイントを教えてください。

田中 今年はホームランの数や打率を残せるようになったので、そのあたりのバッティングがセールスポイントです。

── 憧れの柳田選手と同じリーグでやることになりましたが、そのあたりの思いは?

田中 とても嬉しいです。間近で見ることができるので、参考にできるところは自分にも取り入れていきたいと思います。

── 柳田選手のどのあたりが目標にしたいところですが?

田中 フルスイングでお客さんを魅了できるという点を目標にしたいです。

── 続木監督にお聞きしたいのですが、これから送り出すにあたって田中選手へのメッセージはありますか?

続木 彼は本当に野球小僧というか、技術やカラダの作り方なんかはしっかりしています。あとは周りを見ないで、ひたすら野球道に励んで欲しいなと。わたしからはその一点だけです。

── 続木監督や井川投手など、プロを経験された人たちと一緒にやれたということは、どのような影響がありましたか?

田中 プロに入ってからの厳しさは教えていただいているのと、技術の面や考え方なども教われたのが良かったと思っています。

── 兵庫ブルーサンダーズに在籍された期間中で、一番思い出に残っていることは何ですか?

田中 隠岐・西ノ島で試合をするために遠征したことがあるのですが、遠征を通じてチームのみんなとより一層チームワークや仲間意識が強くなったことが、とても思い出に残っています。

── 今日この会場に来られているファンの皆さんや、三田の地元ファンの皆さんに向けてメッセージをお願いします。

田中 今こうやって野球ができているのも、地元のファンの方々の声援とご協力のおかげだと思っています。本当にありがとうございました。

── さいごに高下代表に質問ですが、本指名が出たことについてもお気持ちを聞かせてください。

高下 2010年から三田でやらせてもらって今年で7年目になるのですが、1年1年の積み重ねを経てファンの皆さんがこうやって応援してくださったり、支えてくださる環境ができてきたからこそ成し得た、今回の本指名だと思っています。

この三田という地をベースにやらせてもらっていることを誇りに思いますし、本当に感謝しています。今日は本当にありがとうございました。

会見終了後、風の広場で歓喜の胴上げ!

そして会見終了後、庁舎横にある「風の広場」にて、ファンや報道陣に見守られながら歓喜の胴上げが行われました!いや〜ホント、最高にうれしい瞬間ですよね。

Twitterでは胴上げの様子を動画でアップしていますので、ぜひこちらもご覧ください!

そして会場に戻ってくると……続木監督から田中選手への最後の指導(?)が行われている場面も。喜ぶ時はおもいっきり喜んで、締める時はしっかりと締める。監督の愛情と厳しさが垣間見えた瞬間でした。

そして偉大なる大先輩でもありチームメイトでもあった、井川投手とのツーショット!2人のブルーサンダーズのユニフォーム姿を見るのはこれで最後になるのかな?と思うと、ちょっぴり寂しい気分になっちゃいますね。

さいごに

今年、田中選手が東北楽天ゴールデンイーグルスからドラフト5位指名を受けたことで、兵庫ブルーサンダーズからは2年連続でプロ野球選手を輩出したことになります。

そして何より田中選手は、育成指名ではなく本指名だったことが素晴らしいですよね!これで今後より一層、ベースボール・ファースト・リーグが活発になって、兵庫ブルーサンダーズの人気や知名度、注目度が高まっていくとうれしいですね。

改めて関係者の皆さん、ファンの皆さん、そして田中耀飛選手、本当におめでとうございました!東北の大地でもフルスイング&特大アーチの大活躍を期待していますよ♪

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この記事を書いた人

さんだびよりの編集長やってます。三田には美味しいご飯が食べられるお店が多いので、なかなかダイエットできません(笑)
地域の笑顔を繋げるために、今日も三田市内のどこかを奔走中!

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