2017年2月23日、三田駅から徒歩1分という好立地に、三田初のレンタル飲食店スペース「AZUMAYAH」(あずまや)さんがオープンしました。
「レンタル飲食店スペースってどんな感じなんだろう?」と前々から気になっていたところ、6月17日からトライアル店舗の第2弾となる「Staub cafe sanae」(ストーブカフェさなえ)さんがオープンすると聞きつけて、早速行ってきました!
スポンサーリンク
駅前なのに隠れ家っぽい!「AZUMAYAH」周辺の様子
まずは「AZUMAYAH」の場所からご紹介。「サンクス三田駅前店」さんの前の道を「ホテルメルクス」さん方面に向かって歩いていくと、白い看板が現れます。
三田駅側から見るとこんな感じ。近くには「旬菜厨房 すず家」さんや「居酒屋さくら」さんがあります。
矢印の方向に曲がりましょう。「この奥です」って書かれると、なんか奥に行ってみたくなっちゃいますね~!
白い看板を曲がると、左手に「居酒屋さくら」さんの入り口が見えてきます。さらに、中央に見える「キリン一番搾り」の黄色い看板のところまで進むと……
「居酒屋さくら」さんの別館が右手に見えてきます。ココからさらに右側の道路に目をやると……
隣に「理容ウジハラ」さんがあって、その奥に「AZUMAYAH」さんが見えてくるので、そのまま突き当りまで進みましょう。
奥まったところにあるココが、レンタル飲食店スペース「AZUMAYAH」さんです。まさに駅前の隠れ家って場所ですね!地図はコチラ。
土曜ランチ限定のストウブ料理は、一度食べたらハマること間違いなし!
お店の前には、6月17日からのトライアル店舗「Staub cafe sanae」さんの看板が。
私自身、料理全般には疎くて、フランス生まれの鋳物ホーロー鍋「ストウブ」(STAUB)を使ったことがないから興味津々です!では早速、中に入ってみましょう。
のれんを一歩くぐると右手に小上りがあります。コチラで靴を脱いで、スリッパに履き替えるのがAZUMAYAHスタイル。なんだか友達の家にお邪魔するみたいでワクワクしますね!
スリッパに履き替えてドアを開けると、木目が美しい大きなカウンターが現れます。私が着いた時には4名のお客さんがすでに来られてて、7名分の配膳がされていました。
カウンターで食べるランチってけっこう珍しいですよね。「Staub cafe sanae」さんで使われているストウブの食器は鋳物特有のずっしりとした感じがあって、どんなお料理が出てくるのか期待が膨らみます!
そしてこちらか、「Staub cafe sanae」のさなえさん。
「神戸三田プレミアム・アウトレット」にストウブが入ったのをきっかけに、新商品が出るたびに買い足したり、医療事務として働く傍らストウブ料理教室を開催するなど、その魅力にどんどんハマっていったとか。
見た目もカワイく、食材の味を存分に引き出すストウブの魅力
今回いただくのは「6月のハンバーグランチ」(1,000円)。メインのハンバーグに、サラダとご飯が付いてきます。
まずはサラダから。さなえさん特性のわさび醤油ドレッシングは、ちょっとピリ辛ながら野菜の甘味を引き立てます。
そして、「ご飯をしっかり食べてほしい!」というさなえさんの強い思いが込められた、渾身のストウブ炊きご飯。フタの上にちょこんと乗った愛らしい鍋つかみは、さなえさんのお手製だとか。
フタを開けると、お米一粒一粒がしっかり立った、ピカピカのご飯が現れます。お店は3部制になっていて、食べる時間にぴったり合わせて炊いてくれるので、常にできたてホッカホカのご飯が食べられるんです!
湯気がたっぷり立ち上り、ふっくら炊き立てのご飯を自分のためだけによそう瞬間。ついつい「あー、日本人に生まれてよかった!!」って思っちゃいます。
炊き立てのご飯はふっくらやわらかく、お米の持つ甘味がダイレクトに伝わってきます。そして、なべ底に付いたおこげもまた楽しみの一つ。時間が経って冷めても、しっかりとした歯ごたえと甘味が残ります。
ちなみにこのお鍋で、1合分のご飯が炊けるそうなんですが、お客さん全員がペロッとたいらげちゃうおいしさでした!しかも全員が女性というからスゴイですよね。
続いてはメインのハンバーグ。このハンバーグは水を一切使わず、トマトのみで煮込んであるそう!
ストウブの特長として、ふたをして無加水で炊き上げることで、素材が持つ旨味や甘味がしっかりと引き出され、素材の良さが溶け込んだ味に仕上がるんだそうですよ。
肉汁の旨味とトマトの酸味がうまく絡んで、たっぷりとかけられたモッツアレラチーズがとろ~んと溶けて、食べごたえがあるのにあっさりイケちゃいます。
ただでさえおいしいご飯なのに、ハンバーグのおいしさにさらにご飯が進んじゃいました(笑)
手軽なのに本格的な味わいが楽しめる、ストウブの魅力を知ってほしい
食事のあと、さなえさんに色々お話を伺っていると、ストウブに対する熱い想いを感じることができました。
さなえさんは普段からストウブで作った料理をInstagramやブログで紹介しているそうで、中でもブログは「ストウブ料理」のカテゴリーではトップのアクセス数を持つ実力の持ち主。
「同じフランスのル・クルーゼ社とは違い、ストウブはどちらかというと男っぽいイメージ。耐久性もあって、水に浸けておけば汚れもすぐに落ちるし、取り扱いがとっても簡単なんです。」
「ご飯も沸騰するまでは中火、沸騰後は弱火で10分、蒸らしが10分と、約30分でおいしいご飯が炊けるんです。敷居が高いイメージがあるかもしれませんが、意外と手間いらずでおいしい料理ができるのがストウブの魅力なんですよ!」とさなえさん。
同席したお客さんからも「今からアウトレットに買いに行こうかな~!」という声が聞こえるほどでした。どちらかというと料理が苦手な私のようなタイプでも、おいしいご飯が炊けるだけでちょっと嬉しくなっちゃいますよね。
「Staub cafe sanae」でぜひ、ストウブ料理にハマってください!
「Staub cafe sanae」の基本情報
- 住所:〒669-1528 兵庫県三田市駅前町8-10
- 営業日:6月17日(土)・24日(土)、7月8日(土)・22日(土)
- 営業時間:1部/11:30~12:20、2部/12:30~13:20、3部/13:30~14:20
- 定員:各部とも7名までの完全予約制。予約はホームページからのみ受付け。
- ホームページ:https://szk-128.wixsite.com/staub-cafe-sanae
- インスタグラム:https://www.instagram.com/sanae128/
夜は「煮込みや りん。」として、6月22日まで好評営業中!
レンタル飲食店スペース「AZUMAYAH」のもう一つの顔が、「煮込みや りん。」さん。
2月23日の「AZUMAYAH」オープン当初から2ヶ月限定での営業ということでしたが、徐々にお客さんも増えてきて、6月22日まで延長されるとのこと!
さらにうれしいことに「AZUMAYAH」を卒業した後は、同じ三田駅前の銀座通りにお店をオープンされることが決まっているんだそうですよ!
家庭的な煮込み料理を中心に季節の素材をふんだんに取り入れ、女性が一人でも気軽に立ち寄れるお店として、にわかにファンが増えてきた「煮込みや りん。」さん。移転後もますます楽しみですね!
「お店を持ちたい人」を後押ししてくれる「AZUMAYAH」の基本情報
三田市内ではおそらく初となる「トライアル店舗」というスタイルを取り入れた「AZUMAYAH」さん。その仕掛け人となったのは、
店舗の左側に事務所を構える「デザイン・オフィス イコールライツ」代表の東淳子さん。
東さんは「三田駅前まち歩きマップ」や「三田バルマップ」などを制作している、三田駅前を知り尽くしたデザイナーさんなんです。
「期間限定のトライアル店舗で一歩を踏み出すお手伝いをし、将来的に独立を目指したい人の力になれれば。」と「AZUMAYAH」をオープン。
「お店を持ちたいけど、いきなり店舗を構えるのはちょっと……。」とためらう人の背中をそっと押してくれる、新しい取り組みの今後がますます楽しみになりますね!
今回ご紹介した「Staub cafe sanae」さん「煮込みや りん。」さんの営業日時以外はまだまだ空きがあるそうですので、興味のある方はぜひお問合せください。
- TEL:079-569-7767
- FAX:079-559-7768
- メール:info@equal-right.com
- Facebook:https://www.facebook.com/レンタルスペース-AZUMAYAH-1778082752518676/