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世界中が絶賛!「ベルリンフィル12人のチェリストたち」が三田にやって来た

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2016年7月9日に三田市総合文化センター「郷の音ホール」で開催された、「ベルリンフィル 12人のチェリストたち」の様子をレポートします!

コンサートの本番前に行なわれたキッズ向けのスペシャルプログラムでは、世界的チェロ奏者のお話や生演奏が聴ける、とても貴重な体験ができたようです。

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目次

郷の音ホールでは5回目!「ベルリンフィル 12人のチェリストたち」の来日公演

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1973年に、日本の早稲田大学大隈講堂で行なわれた公演から始まって、2012年には結成40週年を迎えた「ベルリンフィル12人のチェリストたち」。

世界最高峰のオーケストラと言われる「ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団」は毎年、夏がオフシーズンなんですね。なのでこの時期を利用して、チェロ・セクションのみで構成された彼らが、世界中を巡って公演をしているんだそうです。

そんな世界的な演奏を、郷の音ホールで聴くことができたのは、今年で5回目なんだとか。うわー、全然知らなかったなぁ、ちょっとショック。

世界的チェロ奏者が目の前に!キッズ向けスペシャルプログラム

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そして今回は、コンサートの本番前に行なわれた「キッズ向けスペシャルプログラム」の様子を見せてもらうことができました。小学校4年生〜中学生の60名が対象となっていて、公募で集まったお子さんたちのほか、けやき台中学の吹奏楽部の皆さんなども参加されていました。

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講師を務められたのがこの方、12人のチェリストの中のひとり「マルティン・メンキンク」(Martin MENKING)さんです。ラフなTシャツにチェロを持つお姿が、ちょっと意外でびっくり。(笑)

マルティン・メンキンク (Martin MENKING)

ミュンスター生まれ。ダヴィッド・ゲリンガス、ハインリッヒ・シフ等に師事。NDRハンブルク北ドイツ放送交響楽団のソロチェリストを経て、96年ベルリンフィル入団。

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おおよそ30分間のプログラムでは、チェロという楽器についての説明や、メンキンクさんがチェロを始めるようになったキッカケのお話、そして世界を回るツアーの裏話など、普段なかなか聞くことのできない楽しいお話がいっぱい聞けました。

8歳の時におばさんから「あなたは手が大きいから、チェロに向いてるんじゃない?」と言われたのがキッカケで、チェロを始めたんだそうです。低い音も高い音も美しく奏でられるチェロは、本当に素晴らしい楽器なんだよとおっしゃっていました。

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あと、公演のために飛行機で移動する際にはいつも、自分の座席とチェロを置くための座席の2席分を確保するんですって!チェロを運ぶのって大変なんですね……。

でもそのおかげで、いつも機内食を2人分食べられるのがうれしいんだとか。お茶目な一面もあるんですね、メンキンクさんって。(笑)

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そしてお話の合間に2回ほど、生演奏を披露してくださりました。楽器から直接響いてくる音色は素晴らしく艶があって、聴く者を引き込んでいきます。ってか、こんな目の前で世界的なチェロ奏者の生演奏が聞けるなんて、なんという贅沢でしょうか!

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「実際にチェロを見てみるかい?」
「もし良かったら弾いてみませんか?」

と、参加されているお子さんたちに積極的にお声をかけていくメンキンクさん。でもお子さんたちはみんな、ちょっと控えめのご様子。緊張していたのかなー?

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そんなこんなで、あっという間にスペシャルプログラムは終了となりました。参加されたお子さんたちにとっては、すばらしい経験となったことでしょう。この中からぜひ、未来のチェリストが誕生して欲しいですね。

コンサート本番は「感動的」のひと言!

そしてコンサート本番の様子は……さすがに撮影することができなかったので、そのかわりにYouTubeで公開されている動画のひとつをご紹介しておきます。こちらを見れば、コンサートの様子を少しは感じてもらえるかなぁ?

前半と後半の2部制で行なわれたコンサートは、まさに「感動的」のひと言!この音のアンサンブルがチェロという楽器だけで奏でられているんだと思うと、さらに鳥肌モノでした。

あと、アンコールが3回もあったのには驚きましたね。(笑) そこではお馴染みの「Moonlight Serenade」や、「荒城の月」なんかも演奏されていて、心にグッと来ちゃいました。

12人全員のサインがもらえる!コンサート終了後のサイン会の様子

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そしてコンサート終了後、CDを購入された方を対象にしたサイン会が開かれていました。チェリストの12人が全員ならんでサインをしてくれるということで、かなり賑わっていましたよ。

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日本ならではの和服の女性を見て、ちょっぴりうれしそうなんですけど。(笑)

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楽器のケースに直接サインをしてもらっている方を発見!お願いして一枚、撮らせて頂きました。素晴らしい記念になりましたね、うらやまし過ぎますっ!

さいごに

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世界中が絶賛する「ベルリンフィル 12人のチェリストたち」の生演奏を、三田の地で聴くことができるなんて……ホントに素晴らしいことです。郷の音ホールさん、ありがとうございます。

そして今後も郷の音ホールさんでは、素晴らしいアーティストによるコンサートやライブが盛りだくさんですよ。詳しくは、「催し物カレンダー」のページをご確認ください。

来年の夏もまた12人のチェリストたちが、三田に帰って来てくれることを願っています!

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この記事を書いた人

さんだびよりの編集長やってます。三田には美味しいご飯が食べられるお店が多いので、なかなかダイエットできません(笑)
地域の笑顔を繋げるために、今日も三田市内のどこかを奔走中!

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