三田市末吉にある古民家を改修して、2024年4月に誕生した「廻農園カフェ(めぐるのうえんカフェ)」さんに行ってきました!専業農家のご夫婦が愛情いっぱいに育てる新鮮野菜やお米が存分に味わえる、週末だけオープンするカフェレストランです。
自然豊かなロケーションとセンス抜群の落ち着いた空間でいただくランチは、お腹も心も満たされてパワーチャージできちゃうこと、まちがいなしですよ♪
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「廻農園カフェ(めぐるのうえんカフェ)」の外観と駐車場の様子
「廻農園カフェ」さんは、三田市街から車で約30分ほどの三田市末吉にあります。新三田駅から志手原方面に県道570号線を進み、有馬富士公園口の交差点を左折して県道37号線に入ったら、ひたすら道なりです。
そこからさらに「木器郵便局」のある分岐を左側の高平方面に進んで、「三田警察署 上高平駐在所」がある交差点を右折。県道507号線を少し走ったところにありますよ。地図はコチラ。
「廻農園カフェ」の立て看板を目印に、敷地内に入れば到着!古民家の手前が駐車場になっていて、15台ほどの駐車が可能です。
左がご自宅で、右が納屋を改修して作られた店舗になります。瓦屋根の古き良き佇まいが素敵な、なんとも趣のある外観ですね。
玄関先では、柴犬の「さくらこ」とラブラドールの「ムク」が出迎えてくれますよ。人懐っこくてかわいくて、めちゃくちゃ癒やされる~♪
お店の前には、愛犬を思いっきり遊ばせられるドッグランもあって、カフェ利用のお客さまは無料で使用することができます。これはぜひワンちゃんを連れて、遊びに来たくなりますね。
古民家の温かみを残しつつ、和モダンで落ち着いた雰囲気の店内
ガラス戸をあけると、外観の和の雰囲気から一転、モダンでお洒落な空間が広がっています。デンマーク製の一枚板を使用したテーブルにアンティークの椅子が並ぶ8人席と、奥にカウンター席が4席あります。
中庭にはテーブルとベンチが置かれていて、こちらでランチをいただいたり、休憩するのもおすすめです。ワンちゃん連れの方にもいいですね。
2階に上がると、こちらもまた素敵な空間が!手前にはゆったり座れるソファー席と、奥の窓側には外の景色が眺められるカウンター席が5席、用意されています。
立派な梁や土壁の雰囲気と、ウッド調の家具とが見事に融合されていますね。
窓からの眺めはこんな感じ。目の前には農園が広がっていて、緑がとっても鮮やかで癒されます。
吹き抜けの部分から見下ろすと、一階のテーブル席が見える仕様に。一つひとつ表情の違うアンティークの椅子が並んでいて、なんともお洒落な演出ですね。
階段を挟んで向かい側には、和室も用意されていますよ。小さなお子さま連れのご家族やママさんたちの集まりにもよさそうです。
野菜がとにかく新鮮で旨味が濃いっ!週替わりランチ&手焼きの生ドラを堪能
さてさて、お楽しみのランチを早速、注文しますよ。それぞれの席に番号があって、注文用紙に席番号と注文内容を記入したら、クリップと一緒にスタッフの方に手渡すシステムです。
週替わりの「プレートランチ」(1,650円・税込)は、メインを肉と魚から選べます。今回は残念ながら魚が売切れだったので、お肉をチョイス。あと食後のドリンクが選べるのと、デザートの「生ドラ」がプラス150円でいただけるので、もちろんオーダーしました♪
じゃじゃーん!やってきました!ツヤツヤなお米とお味噌汁、旬のお野菜がたっぷり使われた豪華なプレートランチですね。内容は週替りですが、この日のメニューは以下のようなラインナップでした。
- しずか農園のピーマン豆腐肉詰め(鶏肉豚肉ミンチ使用)or
鯵の南蛮漬け 野菜たっぷり廻農園の有機玉ねぎ - だし巻き玉子(宮城、今野醸造醤油使用)
- トマト大根ソース
- ジャーマンポテト(黄金ワカタイソース)
- ナス味噌炒め
- キャベツのピリ辛サラダ
- おしどりサラダ(自家製トマトドレッシング)
- 味噌汁(廻農園長故郷宮城の母の特製手作り味噌、宮城しろめ大豆使用)
- 末吉村米(廻農園農薬不使用、化学肥料不使用)漬物(手作りたくあん)
まずね、なんといってもお野菜が美味しい!シャキシャキのレタスやルッコラ、トマトの味も濃くって感動モノです♪この新鮮なお野菜をいただけるだけでも、巡農園カフェさんに来る価値アリだなぁ。
このお味噌汁も、シンプルだけどホッとするような味わい深さでした。オーナーのお母さま手作りの特製赤味噌に、「宮城・今野醸造」の白味噌をブレンドしているんだそう。
メインの「ピーマンの豆腐肉詰め」は、ピーマンが肉厚でみずみずしく、苦みもほとんどない。肉豆腐との相性もバッチリで、これはお子さんも喜んでパクパク食べちゃうんじゃないかな~。
だし巻き玉子もお出汁がしっかり効いていて、やさしく心に染みわたります。ほかの小鉢も全部、手間ひまをかけて作られている一品ばかりで、少しずついろいろ食べられるのが楽しい♪
もうひとつのプレートは「食材がなくなったので少し変更してます」ということで、メインには特製の唐揚げが!この唐揚げもめっちゃジューシーで、逆に何だか得した気分です♪
食後に運ばれてきたデザートの「生ドラ」は、ふわふわでもっちりした生地が絶品。宮城の老舗「内田菓子店」の直伝で毎朝、手焼きされているそうですよ。
控えめな甘さの中にほんのり香ばしさもあって、衝撃的なお味でした!
このたっぷりのクリームがまた、たまりませんよね。あずき味で軽めのホイップクリームと、生地との相性も抜群。これでひとつ150円だなんて、ちょっとレベル高すぎません!?
ちなみにこの「生ドラ」は1個250円でテイクアウトも可能だそうですよ!今度はおみやげに買って帰ろ〜っと♪
一緒に頼んだ「黒豆茶オ・レ」は、想像以上に黒豆の味がしっかり。ミルクの甘みと相まって、やみつきになる懐かしいお味でした。コレ、好きだなぁ。
デザートまで食べたら、すっかりお腹いっぱいになっちゃいました。ごちそうさまでした〜!
さいごに
「巡農園カフェ」店主、佐藤貴英子(さとうきえこ)さんは、とにかく元気いっぱい!といった印象の、とっても楽しいお方。「きちんとした野菜を自分の手で育てたい」と農業に転職したご主人を手伝い、2020年に神戸市北区から三田市末吉に移住されたそうです。
三田市末吉という土地は、山からの水を最初に使える「一番水」が豊富で、有機栽培をするには絶好の土地なんだそう。「一番水で育った美味しい野菜を食べてほしい、農業や生産者をもっと知ってほしい」と、2024年4月に「巡農園カフェ」をオープンされました。
そんな佐藤さんご夫婦の、愛情たっぷりの有機野菜を使った絶品ランチを食べに、ぜひ足を運んでみてくださいね。あとちなみに、お野菜やお米だけを買いに来ることもできるそうですよ。
古民家を改装した店内や中庭はもちろん、お店の周りには廻農園の田んぼや畑がたくさんあって、自然豊かな四季折々の景色が楽しめる、ほんとにステキなカフェでした♪
「廻農園カフェ」の基本情報
- 住所:〒669-1402 兵庫県三田市末吉21
- 営業時間:11:00~16:00
- 営業日:金曜日、土曜日、日曜日、祝日
- TEL:070-9196-0682
- 駐車場:有 ※15台分
- SNS: Instagram
※ご予約はInstagramのDMかお電話にて。営業時間中は対応できない場合があります。