【KONdA to】(コナト)丹波篠山市に移転した有名レストランの自家製ベーコンチーズバーガーを食べてきたよ

ジューシーな肉感がたまらないパティに、負けないぐらいの存在感を放つベーコン。そんな主張強めの具材に合わせるバンズやソースまでもがすべて自家製の、オーナーシェフのこだわりとセンスがギュッと凝縮された絶品グルメバーガー！

今回は、丹波篠山市に移転オープンしたアメリカンレストランの「KONdA to」(コナト)で、お店の代表的なメニューのひとつでもある「自家製ベーコンチーズバーガー」を食べに行ってきました♪

※追記：「KONdA to」(コナト)は、2023年6月1日に「Esquerre Cafe」(エスケールカフェ)から店名を変更されました。

KONdA to(コナト)の外観と店内の様子

兵庫県道141号線(黒石三田線)を丹波篠山方面に進み、「丹波焼」の窯元が軒を連ねる今田町下立杭の自然豊かな風景の中に、コナトがあります。

コナト(旧・エスケール)さんといえば、2021年まで西宮市山口町で営業されていたアメリカンレストランで、ハンバーガーが特に有名だったんですよね。そんな名店が次なるステージに選んだのが丹波篠山市。約1年間の充電期間を経て、昨年の2022年末に移転オープンされました。

駐車場はお店の向かって左側に5台分と、道路を向かって右側に少し進んだあたりに8台分が駐車できる第二駐車場があります。あと、階段横とスロープを上がったところが駐輪場になっているので、バイクや自転車で訪れた際はそちらに停めてくださいね。

スロープを登ったお店の前には、広いお庭がありました。暖かい時期になる頃には、ここにテラス席が用意されるみたいですよ。

丹波篠山の新鮮な空気を身体いっぱいに感じながら、絶品ハンバーガーなどのアメリカンフードがいただけるだなんて……メチャクチャ最高なロケーションじゃないですか。

丹波焼の窯元だったという古民家を改装した店内は、古き良き和風の雰囲気を残しつつ、アメリカンなテイストを随所に盛り込んだステキ空間。電気系統の工事以外は、ほぼオーナーご自身で改装されたというからビックリ！

ちなみに写真には映ってませんが、奥には囲炉裏がある未使用のお部屋なんかもあって、内装のDIYはまだまだ現在進行中なんだそうです。

メニューはハンバーガーをはじめ、ステーキやビーフプレートにサンドイッチ、パスタやパンケーキなどなど。移転前のエスケールで大人気だったメニューも、徐々に提供できる体制が整ってきているみたいですよ。

どれも食べてみたいメニューばかりでめちゃくちゃ悩みましたが（いつも悩んでる笑）、今回は初めて訪れたということもあって、定番かつ最強メニューでもある「自家製ベーコンチーズバーガー」をチョイスしてみました♪

ステーキにかぶりつくかのような肉々しい食べ応え！「自家製ベーコンチーズバーガー」

100％牛肉を荒めにハンドチョップし、一つひとつ手作業で成形されたこだわりのパティ。網状の鉄板で余分な油を落としながらしっかり焼き目を入れつつ、ジューシーさと香ばしさのバランスがちょうど良いミディアムレアに焼き上げられていきます。

パティの横で焼かれているベーコンも、オーナー自らが作る自家製。それぞれの具材に対するこだわりやストーリーが、めちゃくちゃ詰まっているんですよね。

さぁ、やってきましたよ！こちらがコナトさんの「自家製ベーコンチーズバーガー」(1,580円・税込)です。ハンバーガーだけでなくフレンチフライとサラダまでついてこのお値段なのは、なかなか嬉しいポイントでしょう。

バンズは国産小麦100％を使用し、毎朝5時間ほどをかけて焼き上げている自家製なんだそう。少しハード系の食感で、外側はカリッとしてるけど中はもっちり。具材やソースに肉汁などの旨味を逃さず、いい具合に染み込んでいきます。

あと、ひと口かじった時にパンとお肉と野菜が一緒に味わえるように、ハンバーガーの形をくびれのない「寸胴型」にするのも、こだわりのひとつなんだとか。

串を外してペーパーに包み、手で持ち上げるとおいしそうな香りがブワァッと漂ってきます……ああ、もう我慢できない、バクッと豪快にひと口いただきますっ！

うおぉ、パティの肉感がものすごくて、ジューシーな旨味がジュワッと溢れ出してくる。まるでステーキにかぶりついてるかのような食べ応え！玉ねぎ・りんご・トマトをベースに、野菜の旨味と甘味をギュッと濃縮させた「マジカルソース」との相性もバツグンです♪

さらにそのパティに負けず劣らずの存在感があるのが、自家製のベーコンです！カリッと焼いた外側と柔らかい内側との、味と食感のコントラストが秀逸。塩気の効いたスモーキーな旨味が、これでもかっ！というぐらいに主張してきます。

あと、追加で注文した「自家製ジンジャーエール」(600円・税込)も大正解でした！

シュワっと強めの炭酸に、しょうがの鮮烈な風味がダイレクトに感じられる本格派。ハンバーガーの味の濃さをサッパリと中和してくれて、最高すぎる相性でした。

いやホント、この自家製ジンジャーエールだけでも十分、飲みに訪れる価値がありますよ。さらに、コーラも自家製のものがあるみたいなので、次回はそちらを狙ってみようと思います！

さいごに

「ウチはハンバーガー専門店ではないのですが、ハンバーガーには相当な自信があります！」とおっしゃられる通りに、自家製にこだわったそれぞれの具材はもちろん、それらがひとつの「ハンバーガー」となった時の全体のバランスが計算し尽くされているんですよね。

そんなハンバーガーもさらに現在進行形でブラッシュアップを重ねているそうで、「来月はもっと美味しくなってますよ！」とおっしゃっていた、オーナーシェフの野間さんのひと言がとっても印象的でした。