2022年7月24日(日)に新しくオープンした、三田市藍本にあるカフェ「march」(マーチ)に行ってきました。「人の心に寄り添うカフェ」というコンセプトの通りに、ゆっくりと時が流れているような、とっても居心地の良い空間。
また、朝イチで焼き上げるシュークリームをはじめとするスイーツが、オーナーの人柄をあらわすようなやさしいお味でどれも絶品なんです!三田市藍本の自然豊かなロケーションごと、癒しのひとときを味わってほしいカフェでしたよ♪
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「march」の外観と駐車場について
三田市街から国道176号線を丹波篠山方面に進んでいくと、丹波篠山市との市境の手前あたりに、植栽に囲まれた和風な建物の「march」が見えてきます。地図はこちら。
ニュアンスカラーの丸くてかわいい看板が目印。この看板を超えてすぐのところに駐車場があるので、見逃さないように気を付けてくださいね。三田方面からだと右側にお店があるので、対向車に気をつけながら右に入りましょう。
お店の入り口から手前3台分が「march」の駐車スペースです。停められる台数が少ないので、乗り合わせでくるのがおすすめ。駐車場には特にお店の看板などはありませんが、そのまま停めて大丈夫ですよ。
あと、テイクアウトのみなら、お店横の国道176号線沿いにあるスペースに駐車するのもOKだそうです。
こちらが「march」の外観。壁に貼られたひょうたんのオブジェや茶色のタイルに瓦屋根など、どこか昔懐かしい和風な雰囲気が漂っています。このレトロな感じ、どことなく落ち着くし好きだなぁ。
自然に囲まれた「心地いい空間」を味わう
店内に一歩入ってまず目に飛び込んでくるのが、広々としたフロアと窓からの景色!めちゃくちゃキレイです。一番奥の窓からは武庫川が見えて、春には桜並木も楽しめるんですって。ちょっと、素敵すぎるじゃないですか……。
和風レトロな外観からはいい意味で想像できなかった、ナチュラルでお洒落な空間です。
景色に目を奪われていたら、入り口にこんなお知らせが。「march」はオーナーがおひとりで切り盛りされているので、注文はセルフでおこなうスタイルになっています。
まずは「ご来店のお客さまへ」と書かれた用紙と番号が書かれた旗を持って、テーブルへと進みましょう。
店内にはカウンター席が3つと、2名席が3つ、4人席が1つ用意されています。その日の気分でどこの席に座ってもOK。でもやっぱりおすすめの特等席は、奥の窓際にある2名席かなぁ。
家具の一つひとつを見ても、どれも味があってかわいいですね。知人から譲ってもらったものやリサイクルで見つけたものが多いそうで、大切に使われてきた温かみが感じられます。
今回は、ゆったりした4人席をチョイスしてみましたよ。テーブルにはガラス瓶とボールペン、それと注文用紙が置かれています。
メニューはこちら。どれも食べてみたくなって、スイーツは全種類オーダーしちゃいました(笑)
ちなみに今はスイーツとドリンクのみの販売ですが、今後は地元野菜を使ったランチも検討されているんだそう。気が早いですけど、それも食べてみたいなぁ。
入口から持ってきた旗をガラス瓶に立てれば、それがテーブル番号に。置かれている注文用紙に個数を書き入れたら……
お水を入れるコーナーにある、ポストマークの横にあるS字フックにかけて注文完了です!おしぼりにお砂糖やシロップなども、こちらのコーナーからどうぞ。
お水を入れるコップがどれもかわいくて、どれにするか迷ってしまいます。
注文を待っている間も楽しめる工夫がいっぱい
注文を待つ間も楽しんでもらえるようにと、店内にはいたるところにディスプレイが。お子さんはもちろん、大人も懐かしくて思わず手に取ってしまうような絵本がたくさん並んでいます。まるでギャラリーみたい。
絵本コーナーは季節に合わせたチョイスはもちろん、その日のお天気によって変えることもしばしば。フロア全体が広く、ディスプレイの棚やテーブル同士との間隔も広めに取られているので、お子さん連れでも気兼ねなく利用できそうですね。
店内には他にも、オーナーのセンスと気遣いが感じられるディスプレイがいっぱい!営業カレンダーのスケッチブックにはお店が開店するまでの様子が描かれていたり、お子さんでも一目でわかる絵のメニューも。さりげなく飾ってあるポストカードも手描きなんですって。
とっておきのスイーツたちに心も舌も満たされる
店内であれこれ楽しんでいたら、あっという間に注文していたスイーツがやってきました。見た目からもう、めちゃくちゃ美味しそう!
まずはお店イチオシの「シュークリーム」(300円・税込)と、秋の季節限定「かぼちゃのチーズケーキ」(420円・税込)からいただきまーす♪
シュークリームにフォークを入れたら、あふれんばかりにたっぷりのクリームが。ひと口食べると、シュー生地のサクサクとした食感とトロっとしたなめらかなクリームとのハーモニーが絶妙です!あと何より、クリームの美味しさに感動……。
「飲めちゃうんじゃないの?」ってくらいに甘さ控えめでクリーミー。ほんのりラム酒の香りがして、何個でも食べられちゃいそうです。途中からクリームの美味しさをもっと味わいたくて、直接手に持ってかぶりついてしまいました(笑)
かぼちゃのチーズケーキは、一口食べたら想像以上にメッチャかぼちゃ!!(笑) 軽い衝撃を受けました。
ホクホクのかぼちゃをそのまま食べているような、ケーキというよりスイートポテトとスイーツの中間くらいの感じで、こちらもまた甘さ控えめ。でも、後からチーズケーキ特有の爽やかな酸味もしっかりと味わえます。甘いものが苦手な人でも、これはいけちゃいますよ。
こちらは「シューとかぼちゃセット」(650円・税込)。あと、火曜と土曜限定で販売されている「カヌレ」(250円・税込)も追加でオーダーしちゃいました。「丹波黒豆茶」(300円・税込)も香ばしい黒豆の風味が豊かで、甘すぎないスイーツにもめちゃくちゃ合います。
「カヌレ」は大き目のサイズで、外は飴みたいにカリカリっとしていて中はモッチリしっとり。断面からモチモチ感も伝わるでしょうか?この弾力がたまらないです。
ふんわりと鼻を抜けるラム酒の香りが全体を引き締めていて、これまた無限に食べられそう。
最後に「ベイクドチーズケーキ」(400円・税込)をいただきます!同じチーズケーキでも、先ほど食べたかぼちゃのチーズケーキとは全然違う……。チーズの濃厚なコクを存分に感じるんだけど、口あたりはとても軽くて甘すぎず、爽やかな酸味が後を引きます。
どのスイーツも甘さ控えめでペロッと食べられちゃうので、全メニューを余裕で制覇できちゃいました(笑) あと「丹波黒豆コーヒー」(400円・税込)も、ほんのり黒豆の風味を感じる深い味わいで、とってもおすすめですよ。
ちなみにこれらのスイーツはどれも人気で、売り切れてしまうことも多いそう。どうしても食べたい!という時は、
のように、事前予約や取り置きも可能ですよ。ご家族やお友達、大切な人への手土産にしても喜ばれること間違いありませんね!
あと、お店に訪れたその場でテイクアウトの注文も在庫次第では可能みたいなので、食べている途中で買って帰りたくなったらオーナーに聞いてみてくださいね。
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さいごに
「march」オーナーの前中 穂乃花(まえなか ほのか)さんは、元・幼稚園教諭。子どもたちに心地のいい環境を提供することをとても大切にされていたそうですが、「子どもに限らず、誰にとってもそんな環境があればいいし、居心地のいい場所を作れたら」との想いで一念発起し、カフェを開店されたそうです。
店内には、子どもたちからプレゼントされた絵が飾られていて思わずほっこり。店名の由来は「3月のmarch」なんだそう。
春の温かみを感つつ、卒業シーズンでもある3月は別れの寂しさや新生活にむけてのワクワクした気持ちなど、色んな気持ちが入り混じる月。どんな気分の時にも寄り添えるように、との想いが込められています。
おひとりはもちろん、大切なご家族や友人とゆっくり過ごす場所として、居心地が良くて心がじんわりと温かくなるようなカフェですよ。三田市藍本の自然を眺めながら、美味しいスイーツを食べて充電するとっておきスポットとしてぜひ一度、訪れてみてはいかがでしょうか。
「march」の基本情報
住所: 〒669-1358 兵庫県三田市藍本322-1
営業時間:11:00〜17:00(当日分がなくなり次第営業終了)
定休日:木曜・金曜(不定休あり)
TEL: 079-558-7933
SNS: Instagram/ Twitter
テイクアウト:前日の午前中までにInstagramのDMで注文受付。※状況により個数制限有。
イートイン:席の予約可、スイーツの取り置き予約可。DMか電話で受付。