今週末はどこ遊びにいこ?

三田の老舗キッチンカフェ・キーラーゴでゆったりとした時間の流れを感じる

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この記事はさんだびよりを応援するフリーズドライ食品の「CosmoSpark ONLINE SHOP」の提供でお送りします。

キッチンカフェ「キーラーゴ」は2021年12月で閉店しました。

三田市中町にある、昭和42年創業の老舗キッチンカフェ「キーラーゴ」さんにお邪魔してきました。古きよき喫茶店の佇まいが残る空間。マスターとの自然体な会話を楽しみながら、ゆったりとした時間の流れを感じる。素敵なカフェタイムでした。

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目次

キッチンカフェ・キーラーゴの外観と周辺

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キーラーゴさんは、JR・神戸電鉄の三田駅を出てすぐにある、キッピーモール横の「三田駅前商店街」を南に進んで、徒歩3分ほどのところにあります。青のオーニングシェードが目印になるでしょう。

最近では分譲マンションや高齢者向けマンションなどの、再開発が進んできている地域ですね。

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お店の前から見て、北側方面の道。左奥にはキッピーモールが見えますね。その手前には分譲マンションが建設中なので、完成すると今のようにキッピーモールは見えなくなるかもしれません。

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反対の、南側方面の道。お隣には古民家カフェの「高平屋」さんがあって、ななめ向かいには居酒屋の「こおちや」さん、そしてその奥には「プラザホテル三田」があります。

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もしクルマでお越しになった場合は、お店の向かいにあるこのゲートっぽいところを入っていきましょう。

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契約駐車場が3台分、確保されています。番号はこの6番のほかに、12番14番です。地面にでっかく「キーラーゴ」って書いてあるので、わかりやすいと思います。

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もしこの駐車場が空いていなければ、三田駅方面に少し進んだところに、「One Park 三田駅前」と「One Park 三田駅前第2」というコインパーキングがあります。こちらにクルマを停めると、お店で駐車サービス券がもらえますよ。

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では、お店に話を戻しましょう。カキフライやチーズカツレツなど、どれもこれも食べてみたいメニューですね。ってか牛スジカレーの500円って、ちょっと安すぎませんか?!

あと、トルネードハンバーグってのも、かなりインパクト大なネーミングですね。ハンバーグ好きの私にとっては、かなり気になります。

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そして裏面にも、和風ハンバーグやグリーンカレーなどのメニューがぎっしりと書かれています。喫茶店にしては、食べ物のメニューがかなり豊富ですね。

むかしながらのスパゲティとか、メチャ美味しそうなネーミングじゃないですか……。そんでこれも500円でエラく安いし。

キッチンカフェ・キーラーゴの店内

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結局、どれにしようか決められないまま店内へ。店内は縦長でL字型のフロアで、テーブル席とカウンター席があります。むかしながらの、これぞ喫茶店といった雰囲気で、なんだか無条件にうれしくなってきます。

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奥にはドラムセットやピアノ、フロアモニターなんかがまとめられています。キーラーゴさんでは、ほぼ毎週末にライブが開催されているので、ライブ当日はこの位置がステージになるんでしょうね。

ライブで演奏されるジャンルは、ジャズが半分くらいを占めているそうですが、ほかにもブルースやカントリー、ポップスなど、特にジャンルにはこだわっていないそうです。

過去のライブの様子がYouTubeにアップされていたので、ピックアップしたものをご紹介しておきますね。

そして今後のライブスケジュールに関しては、キーラーゴさんのホームページに告知がありますので、気になる方はチェックしてみてください。

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そうそう、ランチですよランチ。早く決めないと。店内のおすすめメニューを見ても、わたしが迷っているトルネードハンバーグとむかしながらのスパゲッティが、両方とも書いてあるし……。ダメだ、どうにも決められないので、マスターにおすすめを聞いてみました。

「おすすめ?トルネードハンバーグかな。」

そ、即答ですね(汗) では、それでお願いします。……自分の優柔不断さが情けない。

「カリッフワ」なトルネードハンバーグ

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来ました、トルネードハンバーグです。美味しそうなデミグラスハンバーグの上に、フライドオニオンが贅沢に乗っけられています。

ところで、トルネードハンバーグの『トルネード』って、どういう意味なんだろう?と疑問に思ってマスターに聞いてみたところ、

「元大リーガーの野茂英雄って居るやろ?彼がトルネード投法っていう投げ方をしていて、ハンバークの上に乗ってるフライドオニオンが、そんなイメージなんや。」

……わかったような、わからないような。

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柔らかいお肉に、カリッとしたフライドオニオンのアクセントで、「カリッフワ」な食感が楽しい!どこか懐かしい味わいのする、おいしいハンバーグでした。

マスターの岸本吉量さん

お腹も満たされたところで、マスターの岸本吉量さんとのトークタイム。カウンター越しにマスターと気軽に会話が楽しめるのも、昔ながらの喫茶店の良いところですよね。

まず一番に興味があったのはやはり、昭和42年からお店をスタートされて、今でも変わらず地元のお客さんに愛されているお店であるということ。48年間も変わらずお店を続けるなんて、並大抵の努力ではできないはずです。

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「店を長く続ける秘訣?そんなもんあらへんよ(笑) 料理は手作りにこだわっているけど、お客さんに助けられてここまでやってこれたわ。あとは自然体かな。」

と、ご謙遜のマスター。お料理やコーヒーが安くておいしいのはもちろんですが、やはりマスターの自然体な人柄が、常連さんの心を掴むんでしょうね。この笑顔なんて、ステキ過ぎます。

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自然体なカメラ目線で、カフェオレを淹れてくれるマスター。

「この店を始めた頃は、前の道は国道やったんや。でもほかにバイパスや幹線ができて、県道、市道と格下げになってしもてなぁ。国道やった頃は、海水浴帰りの客とかも来てくれて、賑わってたんやで。」

ほぉ……今の商店街の様子からは、想像もできないようなお話ですね。約半世紀という年月の重みを感じながら、カフェオレをいただきます。

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このカフェオレおいしい!ちょうどいいミルク感の甘みと苦みで、香りもスゴくいい。そして酸味が抑えめなのも、個人的には大好きです。

「そうそうあとな、昔は野球やっててなぁ。ピッチャーで甲子園にも行ったんやで。三田学園、昔は強かったんやけどなぁ、知らんやろー?」

と、当時の活躍を改めて取り上げられた新聞なんかも、見せてもらっちゃいました。

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元巨人の淡口憲治さんがひとつ下で、元ロッテ監督の山本功児さんが同級生だったそうです。わたしは野球好きなので、ギリギリでその凄さがわかります。

さいごに

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今回の取材中、頻繁に常連さんが来ては、マスターとの会話を楽しんでおられました。私は横でその会話を聞いてるだけでしたが、なんだかゆったりとした時間が流れているような、とても心地のよい時間でした。

最近は外資系の、いかにもオシャレなカフェが流行ですが、キーラーゴさんのような昔ながらの喫茶店で、午後のひと時を過ごすのもいいものですね。逆に新鮮でした。

三田駅周辺に行った時には、またマスターに会いに行きたいと思います。

キッチンカフェ・キーラーゴの店舗情報

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キッチンカフェ「キーラーゴ」は2021年12月で閉店しました。

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キーラーゴさんをはじめとした、三田市でステキな時間が過ごせるカフェをまとめてみました。「今日はどこのカフェに行こうかな〜?」と迷った時なんかはぜひ、参考にしてみてくださいね。

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この記事を書いた人

さんだびよりの編集長やってます。三田には美味しいご飯が食べられるお店が多いので、なかなかダイエットできません(笑)
地域の笑顔を繋げるために、今日も三田市内のどこかを奔走中!

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